玄関について
2018年 05月 30日 (水)
こんにちは!! スタッフHです。
今日は朝から雨模様で雨の苦手な私は気分が少し下がり気味でした。
話しは変わって今日は家の顔でもある玄関についてのお話をしたいと思います。
玄関は毎日、人が出入する空間であり靴や傘など日常的に使用するものを置く場所でもあります。
また玄関は来客が最初に立ち入る空間でもあるので、その家の印象を決める重要な場所と言っても過言ではありません。
玄関の広さの違いによって生じるメリット・デメリットや、ちょうどよい広さについてご紹介します。
広さによって変わるメリットとデメリット
■ 玄関が広い場合
・メリット
作業場としてのスペースや自転車などを置くスペースとして利用することができます。
また冬場にはストーブに使用する灯油を保管しておく場所としても利用できます。
建築後は、ライフスタイルに合わせたリフォームも容易になり、バリアフリー対策としてスロープなどもリフォームしやすくなるといえるでしょう。
・デメリット
工事金額が高くなりやすいです。また玄関が広くなる分、他のスペースが狭くなるため、事前に家全体のバランスを考慮した検討が必要になります。
■ 玄関が狭い場合
・メリット
工事金額が安くすむだけではなく、他の部屋のスペースを広くとることができます。
玄関があまりに広いと、ついつい物を放置してしまうもの。ベビーカーや傘、子どもの遊具などが置きっぱなしになっていることも珍しくありません。
狭い玄関ではスペースを有効活用しようという意識が働きやすく、整理整頓されているケースもみられます。
・デメリット
玄関が狭い場合、物を置いたり収納したりするスペースがなくなり不便に感じる場面もでてくることでしょう。
たとえば、自転車の掃除や靴磨きといった室内に汚れを持ち込みたくない作業を行うときは、玄関の外で作業する必要がでてきます。
また玄関に手すりやスロープといったバリアフリーに関するリフォームした場合はスロープの角度が急になってしまったり、
手すりで空間を圧迫される可能性があります。
玄関の大きさを決めるときは、家とのバランスを考える必要があります。家族構成なども考えて玄関の広さを検討していきましょう。
玄関の標準的な広さは1.5坪(4.96㎡)と言われています。
玄関の間口は1.35m以下にしてしまうと狭く感じられてしまうので注意してくださいね。
また、奥行きは120cmを確保するようにしましょう。
※1坪は1.8m×11.8mで3.24㎡です。
・2人暮らしの場合
人の出入りが少なく、家が小さい場合は1坪が適切な広さとなるでしょう。
玄関入って脇のスペースに2人暮らし分の下足入れを設置しても邪魔に思うことはないでしょう。
・4~5人家族でお客の出入りが少ない場合
1.5坪前後の玄関がおすすめです。土間とフローリングを両方0.75坪にしましょう。
2坪までスペースを用意できる場合は、玄関に入ってすぐ脇の横面に下足入れを設置するのがおすすめです。
横の広さだけでなく奥行きも感じやすくなります。
・家が大きくて人を招き入れることが多い場合
家でホームパーティを催したり、料理などの教室を開いたりする場合は、玄関を2坪以上にして広々とした空間を作りましょう。
また3坪以上のスペースを確保できる場合は、玄関にシューズクローゼットや物置などの収納スペースを設けると玄関がスッキリとします。
4坪以上確保できる場合は、玄関を開けて正面にお客さん用通路を作り、脇に家族用玄関のスペースを設けることも1つの方法だと言えます。
玄関の広さは、その家の家族構成や用途などを考慮しながら十分に検討しなければいけません。
「玄関を広く見せたいけど、そこまでスペースが用意できない」という場合は、玄関スペースを吹き抜けにして上部空間をうまく利用したり、
玄関横のスペースに鏡を設置したりして視覚的に広く見せる工夫などをしてみても良いと思います。
注文住宅では相談さえすれば、これまでの色々な経験をいかして的確ななアドバイスをきちんとしてもらえます。
広くする方法、広く見せる方法など色んな相談をしてみることをおすすめします。
では今日は、このへんで・・・
窓の数と位置のお話
2018年 05月 24日 (木)
こんにちは! スタッフHです。
梅雨入りも間近になり建築に携わる業者としては悩みが増えてくる季節となってきました
新築注文住宅を建てるとなると、窓の数や位置についてさまざまな思いを巡らせながら考えることでしょう。
窓は日の差し込み具合は、家の温度、換気などさまざまなことに影響します。
新築を建てる上で以外と大切な窓の数と位置についての注意すべき窓のポイントと、失敗例と対策をご紹介します。
新築リビング窓の注意点
大きめの窓を「掃き出し窓」と呼びます。およそ高さ1800mm×幅1800mmの人が出入りできるサイズです。
この掃き出し窓の配置や大きさの選び方次第で、リビングの明るさやセキュリティ、風通しなど住み心地に大きく影響します。
しかし、明るく風通しの良いリビングにしたいがあまり、窓を増やしたり大きくしてしまうと次のような失敗例もあるので注意しましょう。
【失敗例】
・リビングに大きな窓を多くつけたら家具の配置が難しくなった。
・隣の家の窓と対面になり丸見えになってしまうので気になる。
・テレビの後ろに窓がきてしまい、昼間テレビが見えづらくなった。
・夏場に直射日光が入り朝から室内が暑くなった。
【対策】
まずはリビングに何を置くか考えましょう。リビングに置く家具に合わせて窓の数や大きさを考えるのも大切です。
また、向かいの家や道路からの視線が気になる場合は、高窓を設けるのもおすすめです。
あと、あまり知られていない季節ごとの太陽高度の事や卓越風なども考慮して
そのお家にあった理想的な窓の配置をすることが快適に住むことのできるポイントです。
◆スリット窓には要注意
建物の狭い壁面や細長いスペースにはめ込むスリット窓は、デザイン性という観点から優れているように見受けられます。
スリット窓から縦に伸びる日差しは非常にきれいです。
しかし、部屋全体を照らすことはできないため、採光の面では優れていません。
昼間でも薄暗く、電気の明りを必要としてしまいます。
【失敗例】
・リビングとダイニングの間にスリット窓を設置したものの、特にメリットを感じない。
・スリット窓で明るさを得られると思ったが、薄暗い程度だった。
【対策】
スリット窓は、明るさが室内の照明で補える玄関や廊下、階段などに利用することで、デザイン性に優れた空間を演出することができます。
また、設置場所を工夫すれば家の向きや時間によって足元などを照らす程度の採光を確保することもできますが、
照明として扱うというよりはあくまでデザインとして考えること失敗しないためのポイントといえます。
◆小窓の位置に要注意
脱衣所やトイレではどうしても外から見えないように高窓を付けることが多くあります。
この場合は湿気やカビ対策、換気を考慮してつけられますが、この高窓にも注意点があります。
【失敗例】
・洗濯機の真上に窓がきてしまって開閉しづらい。
・トイレの窓が隣の玄関の前にあたり、開けたくても心境的に開けづらい。
【対策】
家電や家具を設置した状態を想定し、窓の位置をシミュレーションするようにしましょう。
また設計前に現地を見て回り、どこにどの部屋がくるのかイメージしておくことが大切です。
◆そもそも窓の多すぎは危険?
先にも紹介しましたが、窓が多いと壁の面積が減ってしまいます。
そのため家具の配置に困ったりする場合があるので注意しましょう。
最近では大開口の窓が増えていますが、これは住宅密集地では向いていないでしょう。
プライバシーが守れなかったり、不快な西日が入ってきてしまう恐れもあります。
「窓は適切な場所に、適切な大きさの窓を設置する」という考え方が大切です。
最近では窓の種類も増え、専門知識のない一般人だけでは失敗のない家づくりは難しいでしょう。
窓は家の熱を一番多く失う場所でもあります。
専門家に相談して一緒に現地を見てまわり、日差しのシミュレーションや採風シミュレーションなどをしてもらうことで
窓で失敗しない最良の方法でありポイントといえます。
皆さん、家のプランニングをする参考にしてみて下さいね。
イベントチラシ完成
2018年 05月 12日 (土)
こんにちは。スタッフHです。
朝晩は少し冷え込んで肌寒いですが安定した天気が続いていますね。
明日はまた天気が悪くなるようなので今日の日に洗濯物を沢山済ましてくださいね。
さて、今日は来週末にお施主 様のご好意で開催をさせて頂く完成現場見学会の折込チラシが仕上ってきましたのでご紹介です。
構造見学会に続いての完成見学会となります。
O様ご夫婦の思いのいっ~ぱい詰まった素敵なお家を是非見に来て頂きたいです。
あとは来週末の天気を祈るのみ・・・・
『どうか、どうか、良い天気に恵まれますように・・・』
『一人でも沢山の方に参加頂き感動して頂けますように・・・』
皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております!!